ほっとひといき

俳優+アーティストの美紗央によるブログ

新しい扉が開く時

私は自分で『天才』と簡単に言ってしまう癖がある。

なんという自信家なんだろう...

 

天才だと言ってしまうと

多少の波風が立つので

いつしか言わなくなった。

 

 

内心は、『私、天才じゃん』って思っている事が多い。

この天才は少々プレッシャーに弱いので

勝手に自由に思っている位が丁度良かったりする。

 

前置きはさておき....

 

小学3年生ぶりに、紙粘土を渡され

二日間でゴジラを作るお題を突然出された。正しくは半日×2日だ。

隣には、おもちゃのゴジラ

数本の工具と、紙粘土と、霧吹きのみ

勿論、工具なんて名前も使い方も分からないので、見た事ある2本の工具を選んだ。

 

小学生の時に紙粘土でカワイイ兎さんしか作った事もない私が何を思ったか...

『どうせ作るなら、そっくりに創ってやろう』謎のスイッチが入ってしまった。

 

 

気分はギリシャ彫刻家。

その後、没頭してしまったのだ。

 

 

二日目の完成後

美大や工芸科出身か?!」

と先生が3人程集まってきてしまう程のゴジラが完成した。

「作ったことないですよ〜」

と私は、初めて作ったのに

あまりの上手さに可笑しくて笑いが止まらくなってしまった。

 

才能はいつ気付くかなんて分からない。

人によって見出されるのだ。

自分の事は自分が一番知らない。

だから、来たものは有り難く受け入れ

全力でやってみる。

眠っていた、才能が開花したゴジラがこちら

このゴジラ、すぐに壊される予定だったが

大切に保管してくださっているようです。

 

 

紙粘土なので

補強をお願いします。

と託して帰りました。

 

 

 

年末に神様より気付かされたら

新しい才能。

今回ばかりは天才と自画自賛する事を許して欲しい。

一体、何に活かそう...

 

私とダンス

その昔、バレエを習っていたせいか

『踊って!』とよく言われる。

 

バレエはやだから....

何でも良いなら!と即興で踊る。

 

困ったら踊って

楽しくなったら踊って

爆発しそうな時も踊って

原始人のような本能は今でも変わらない。

 

 

身体が全部教えてくれる。

結局、頭ん中に答えなんかない。

 

 

そんな踊りを

Photographer “NORI“ HADA

に写真に納めて頂きました。

最後はアラベスク

バレエやってたっぽい1枚。

踵見えてたり、体開き過ぎてる

色々汚いけど、、ま、いっか!

 

まぁ、のんびり行こうではないか。 〜お知らせあり〜

私は、のんびりと気ままに過ごす事が

性に合うようで

マイペースな人間だと

最近になり漸く自覚しました。

母には理解不能だと呆れかえられるのですが、、、

 

このブログを書くのも 

ほっとひといき

ついた時と決めていたので。

やっと、ほっとひといき ついたんだなと

言い訳してみたり...

 

困ったもんだ。

 

物事は必要な時に

目の前に運ばれてくる。

私は、ただ感謝して

受け取るだけで良いんだ。

と、最近肩の力が抜けた気がします。

 

 

忙し過ぎるのは苦手

お散歩や、ぼーとする時間

一日の必須項目です。

 

お散歩中に遭遇した陸亀の くるみちゃん

亀の歩みで、焦らず、のんびり行こうではないか。

『亀のお腹は甲羅と繋がっていて硬いのよ』

と、見せてくれました。

食べかけの草が気になりますが、、、

甲羅の中身は一体どうなっているんだろう?

 

 

 

 

知らない事は沢山ありますね。

 

 

 

 

『お知らせ』

 

出演作『お茶をつぐ』が

Japan Film Festival Los Angeles

Canoma Award//茶の間賞  受賞しました。

可愛らしい名前の賞と思っていましたが

元々、茶の間映画祭という映画祭だったようで立派な賞を頂いたのです。

ロケ地である群馬県

上毛新聞さんに掲載されました。

https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/179037

 

また、出演作

『雨と ともに』

リアルメーカーズイベント上映で

お披露目されます。

どうぞ宜しくお願い致します。


●上映作品
【A】
『マンチの犬~アンパンとカツ丼~』28min 監督:賀々贒三 出演:榎本桜、小関翔太、彦坂啓介、横須賀一、巧林慶知、白畑真逸、剣持直明


『雨と ともに...』30min 監督:白峰優梨子・片元亮 出演: 榎本桜、美紗央

【B】
『いつくしみふかき』109min 監督:大山晃一郎 出演:渡辺いっけい、遠山雄、榎本桜、金田明夫

●日時
10月
25日(火)11時~B 14時~A 17時~B
26日(水)12時~A 14時~B
28日(金)11時~A 14時~B 17時~A

チケット前売り当日1,200円
A.Bセットで2,000円

◼️予約フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf9oQjvW5rq5sC5oWp4lwOUlnXU3C1aX1IF1NqcEOoC_haKuw/viewform?usp=sf_link

 

 

 

 

共感覚の世界

私はお散歩が好き。

お散歩中は何をする訳でもなく

自由気ままに歩くだけ。

二、三時間出掛ける日もある。

大抵は音楽を聴いて

音楽の世界に浸っている。

なので、私を見かけた人が

どれだけ大声で呼び止めても

全く気がつかない。

恥を忍んで

何度も呼び止めてくれた勇敢な人の

意識のようなものが私の体に刺さった時

漸く、振り向くのだ。

 

 

私は、人に恥をかかせる天才かもしれない。

 

 

音楽が止められないのは

音が一種のお守りのような役割を果たすから。

共感覚の私は

昔からとにかく音に敏感。

 

自然の音が溢れている時は

大抵は、風や虫の音を聞いて

心地よく歩いている事が多いが、

車が走る道路、電車、、機械の音は

嫌な気持ちになり

どうしても遮断したくなる。

 

色や形で表すとしたら

灰色が引き裂かれるような奇妙な色。

その映像をまともに見ると

叫びたくなるので

普段は、生存本能で読み取らないように

なっているようだ。

 

 

逆に美しい音や音楽は

ずっと聴いていられる程気持ちが良い。

音楽のシャワーを浴びているような

感じがする。

 

ピアノ音は音符ごとに

ちゃんと色がある。

私は音符が読めないけれど

色が見える。

藍色、黄緑色、水色、黄色、薄い紫とか、、

因みに私は藍色の音色が一番好き。

 

 

他の楽器にもちゃんと色がある。

 

 

共感覚というのは特別な力でもない。

ほとんどの人が持ち合わせている

能力だという。

 

私の脳が機械音は読み取らないように

無意識的に機能をしているのなら。

この素晴らしい能力を

生存本能という理由で

脳が見せないようにしている可能性は

大いに有り得る。

 

 

だって、私達の脳のほとんどが

未だに眠ったままなのだから。

 

 

他の人は

一体どんな世界が見えているのだろう?

 

 

おそらく、最初の共感覚アート。

ここから絵を描く扉が開かれました。

この時は、100均の水彩絵の具と画用紙で

ひたすら描いていました。

 

 

 

お花の絵

みさお、お花を描いたら?」
そんな事を言われて
「お花はね~、描かないんすよっ」と
ヤンキー口調で即答するわたし。



急にキャラが変わったので可笑しくて
しばらく二人で笑って
「お花は印象的に描く方が良いんすよね~」
と、絵の勉強もした事がないのに偉そうに
やっぱりヤンキー口調で語るのでした。





帰り道、さっきの会話を思い返し
どうしてあんな口調になったのだろう?
と考えていると
実は、過去に何度かお花の絵を描いて
気に入った仕上がりにならず
『私には不向きだ』と
ただ、不貞腐れていたのだと
気付いたのです。




それなら描いてみようじゃないか♡




― お花は印象的に描く方がいい ―
さっき無意識に放った言葉を思い出し
既に私の中に答えがあった事に驚きました。



花に罪も害もない。
描いているだけで
こんなに癒されるとは。






昔、お花屋さんでバイトした事もあるし、
夏以外は欠かさず花を部屋に飾る。
その位にお花が好きだった事を
すっかり忘れていました。

『少年と影の国』について

8月10日[油や]さんにて
『少年と影の国』
リーディング&ミュージックライブが行われた。


私は絵で参加をさせて貰うことになり
天の素晴らしい計らいで
当日、ライブペイントで出演する予定だった。
これまた、天の計らいにより
出演を見合せる形となったのだ。


そんな中、この企画のプロデュース、出演、演出、翻訳、脚本すべてを行った
多才な万里紗ちゃんが
私の絵を飾ってくれた。


もちろん、私の出演キャンセルは
誰も私すら予想をしていなかったので
万里紗ちゃんは大事な稽古の時間を削って
今ある時間の中で走り回ってくれたのだ。


彼女には頭が上がらない。
感謝しかない。


出演者の1人音楽家の飯塚直さんの
イデアにより小さな隠れ家の小屋に
飾られた絵達


人生初の展示の夢が叶ってしまった瞬間だ。


当の本人は会場へは足を運ぶことが出来ず
未だに展示をした実感がないのだが、
万里紗ちゃんは打ち合わせで決まったこと
新しく完成した台本を送ってくれたり
毎回ビデオ電話でコンタクトを取ってくれたので、私はすっかり公演に参加した気にだけなっているのだ。


万里紗ちゃんは懐の深い愛の人。
裏も表もなくそういう人だ。
芝居も歌も最高
頭もキレる、才女だ。



昔から彼女は私の背中を押してくれる。
絵を描きはじめたのも
ヒーリングをしてお金をくれたのも
全部、万里紗ちゃんがきっかけだった。



年下なのに、お姉ちゃんみたいな存在なのだ。
過去世はアフリカ人で兄弟だった説があるが
今回の出来事で信憑性が増した。
因みに、私は弟(笑)



前置きは長くなったが
この度『少年と影の国』
特別ビジュアルブックを制作する事になったのだ。


作品からインスパイアされた
私の絵と、万里紗ちゃんの詩を
絵本のようにしてしまおう!
という小さな計画です。


実は自身で長らく絵本を制作を企てている。
最近、ようやく形になりはじめた所で
完成は未だ先になるだろうから
別の形ではあるが
『絵本』の夢が1つ叶ってしまったのだ。



夢はいつでも人によって運ばれてくる。
今回は、本当におんぶに抱っこだ。




『少年と影の国』はネイティブアメリカンの民話による、離れ離れになった兄弟の話し。
この話しを読んだ時、
何かに引き戻された感じがした。
何か迷っている人に読んで貰えたら嬉しい。



二人で心を込めて制作します。



特設HP&ご予約受付はこちらになります。
よろしければご覧下さい。

https://krluckkr1.wixsite.com/shonentokagenokuni

ブログ開設しました。

はじめまして、
俳優、絵描きの美紗央です。
絵の活動を本格的に始めるにあたり
ブログを開設しました。


実は絵をちゃんと描き始めたのは2年前なのですが、まんまとその魅力にはまってしまったのです。


幼少期よりクラシックバレエを習い
様々なジャンルのダンスを踊り
たくさんの音楽を聴くうち
自身が音楽や声のエネルギーが色や形で見えてしまう共感覚である事に気が付きました。

絵の具を持った時、
私の中のトンネルに光がさし
出口が見つかった感じがしました。


例えるなら
シャンパンのコルクを開ける時のように
スポンと身体の中から
何かが溢れてしまったのです。


それまで椅子にじっと座るのが苦手な私は
絵は最もやりたくない面倒臭いモノでした。


だから未だに椅子にはあまり座りません。



詩を書いたり、踊ったり、芝居をしたり、モデルをしたり、絵を描いたり
どう頑張っても、どう足掻いても
芸術しかできなかった私のブログです。

そんな私が芸術活動をする事への鎮魂歌かもしれない。






『少年と影の国』特設ビジュアルブックHP
https://krluckkr1.wixsite.com/shonentokagenokuni